🦷歯周病について🪥 2023.06.27 病気・予防 皆さんは、自分の飼っている、わんちゃん、ねこちゃんの歯をしっかり見たことはありますか? 実は、3歳以上の犬や猫の約80%が歯周病にかかっているんです! 今回は歯周病についていくつかお伝えしようと思います。 目次 歯周病とは 症状チェックリスト 治療・予防法 お手入れの仕方 歯周病とは🦷 歯肉を含む口の中の粘膜炎症や、組織の欠損のことをいいます。 進行すると、最終的に歯が抜け落ちてしまったりすることも😱 歯磨きを人間のように常習的に行うことが少なく、さらに、食べているフードやおやつなどが 口の中に残りやすいものが多いため、高い確率でかかってしまいます。 症状チェックリスト📝 次の項目で、皆さんのわんちゃん、ねこちゃんに当てはまるか、チェックしてみてください! 片側の歯だけでものを嚙んでいるようである。 ご飯を食べているときに頭を傾ける傾向がある。 口の周りを触られるのを嫌がるようになった。 食欲はあるのに、食べにくそうにしている。 ものを食べているとき以外でも、歯や顎をがちがち鳴らしている。 よだれがよく出るようになった。 口臭が気になるようになった。 一つでも気にことがあれば、歯周病の可能性があります。 治療・予防💊 歯周病にかかった、わんちゃんねこちゃんのほとんどに、歯石が付着しています。 その歯石を麻酔をかけ、スケーリングを行い、細部の見えないところまできれいに除去することで、歯周病を治療します。 ですが、歯石がたまるたびに、麻酔を使いスケーリングを行うと、わんちゃん・ねこちゃんにとって、とても負担になってしまいます。 さらに、高齢になるにつれて、負担もどんどん大きくなり、施術が難しくなっていきます。 そこで、飼い主さまの日常的なお手入れがとっても大事になってきます。 お手入れの仕方🪥 <実践その1:マズルを触らせることに慣れさせる!> Step1 好物を見せながらマズルを触る。できたら、褒めてあげて好物をあげる。 Step2 口唇を少しめくる。できたら、褒めてあげて好物をあげる。 Step3 褒めながら歯茎を触る。できたら、褒めてあげて好物をあげる。 ⚠️絶対に無理には実施しないこと! <実践その2:歯ブラシに慣れる!> Step1 歯ブラシにペーストを付けて見せる。興味を示してクンクン鳴いたり、舐めたりしたらまずは、褒めてあげて好物をあげる。 Step2 口唇をめくって、歯ブラシを歯ぐきにあてる。少しの時間でも実施できたら、褒めてあげて好物をあげる。 Step3 歯ブラシを歯茎の上で短時間動かす。少しの間でも実施できたら、褒めてあげて好物をあげる。 Step4 歯ブラシを動かす時間を徐々に長くする。少しでも時間が延びれば、褒めてあげて好物をあげる。 ⚠️絶対に無理には実施しないこと! <ブラッシングの回数> ・理想は毎日、毎食後2回 ・最低限、3日に1回(週2回) 上記の方法でもできなかった場合はデンタルガムやデンタルリキッドでも予防できます。 下記の表を参考にし、その子に合った方法で無理なくお手入れしてあげてみてください✨ 当院では、歯の治療・予防にも力を入れております。 スケーリングや歯のお手入れについても細かく指導をいたしますのでお気軽にご相談ください‼😊 病気・予防 ホロくんイムアちゃんの成長記録🐱🫧前の記事 トリミング記録🐩✂次の記事